ポンプのインバータ制御

ポンプはそのまま商用電源で使用すると50Hzないし60Hzで運転される。その能力が必要な場合は問題ないが、回転数を下げてもポンプの用途を満たせる場合は、電源回路にインバータを組み込んで周波数を下げ、それに伴い下がる回転数で運転する。その理由は、周波数を下げると電力消費量が比例どころかそれ以上に下がることにある。50Hzで運転しているポンプを40Hzで運転すると、回転数は80%であるが、消費電力は50%程度まで減る。電気代高騰の昨今では、インバータという新たな機器を導入する追加投資をしたとしても、電気使用量の削減による電気代の低減の方が大きい場合がある。

注意点は下記である。

・インバータを追加するので、インバータの費用がかかる

・インバータが複数あり、高調波の合計が電力会社の指定量より多い場合は、フィルタ盤などを設け、高調波の受電点から外への流出を抑制しなくてはならない。

この二つの対応にそれなりに費用がかかるので、トータルコストでメリットがあるのかよく確認すべきである。